キシリトールはガムやタブレットなどの商品名としても使われています。

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キシリトールは糖アルコールの一種で、5個の炭素を持つ甘味炭水化物で、1997年4月17日、厚生省(現厚生労働省)はキシリトールを食品添加物として使用すること許可しています。
キシリトールは、体の中に直接入れる薬品としても、口から食べる食品添加物としても安全であることが証明されています。アメリカ合衆国の食品衛生安全局も、キシリトールを1日の摂取量に制限を与えない食品として扱っています。一日平均67gのキシリトールを2年間食べ続けた研究報告でも、ヒトに悪影響を与えていません。
むし歯予防に使用するキシリトール量は1日10g程度で、量的にも全く問題はありません。

キシリトールは自然界に存在する物質で野菜や果物の中に含まれています。
例えばイチゴには、乾燥重量100グラムあたり300mgのキシリトールが含まれています。ガムやタブレットの甘味料として用いているキシリトールは、工業的に作られたものです。
白樺などの木の構成成分であるキシランヘミセルロースを加水分解して得られたキシロースに水素添加してキシリトールを作ります。

キシリトールの安全性はWHO(世界保健機構)も認めています。
一般的に砂糖と比べてカロリーは4分の1程度と低く、甘さは殆ど変わらないと言われています。独特の清涼感があり、食物ではホウレン草やレタス、イチゴなどの野菜や果物に含まれています。キシリトールの役目は虫歯になりにくい環境を作ることで食べれば虫歯にならない訳ではありません。

キシリトールのむし歯予防作用

キシリトールはミュータンス菌に反応することなく歯の表面を溶かす酸を作り出しません。そしてキシリトールの一番の作用は酸を生成しないで、反対に酸を作り難くする作用があることです。ミュータンス菌はキシリトールの成分を吸収することで繁殖が衰え、その結果口の中で作り出される酸が減少します。この酸の抑止効果は長期間キシリトールを取り込むことにより次第に強くなることも確認されています。
食後でのキシリトール摂取は酸を生成し難くする為にむし歯予防につながります。