ハイブリッドセラミッククラウンはセラミック(陶器)とレジン(プラスチック)を混ぜた材料で作られたクラウンで、第一・二小臼歯では保険適用で治療が行えます。
歯の色に似た白いタイプのクラウンで超微粒子のセラミックとレジンを混ぜ合わせた新素材で制作します。
金属を使わないので歯茎が黒くならない・金属アレルギーの心配もない等の特徴が有ります。
デメリットとして材料にプラスチックを使用する為、3~4年程度で変色する場合が有ります。只、治療後2年経過していれば再び保険診療で治療が行えますが、度々治療を行うと土台となる歯にダメージを与える可能性が有りますので注意が必要です。
また、セラミックのような色調と硬さ、レジンの折れにくさを併せ持っていますが、審美性、耐久性はやや劣ります。
このように、自由診療で使える材料の選択肢もたくさん有り、それぞれの材料の特徴、長所、短所、料金などをよく理解し、自分に合ったものを選べば良いと思います。