オールジルコニアクラウンとは
メタルボンドの内面の金属の代わりにジルコニアを使用したクラウンです。
ジルコニア(二酸化ジルコニウム、化学式:ZrO2)は、ジルコニウムの酸化物である。常態では白色の固体。融点が2700℃と高いため、耐熱性セラミックス材料として利用されている。また、透明でダイヤモンドに近い高い屈折率を有することから模造ダイヤとも呼ばれ、宝飾品としても用いられている。限りなく本物に近い偽物とも呼ばれている。
転用:ウィキペディア
以前のジルコニアと言えば、ジルコニアの土台の上にセラミックを盛り上げ焼成させてクラウンを作っていましたが、最近ではオールジルコニアクラウンと呼ばれるようになり、ジルコニアの固まりをコンピューター制御の機械でクラウンの形に削り生成する様になりました。
すべてが固いジルコニアで一体化された構造で、薄くて頑丈なクラウンが出来上がります。
今までセラミックでは割れてしまうリスクがあるため金属クラウンにしていたところを、ジルコニアクラウンで生成すると全部が白いブリッジで対応出来る様になりました。
オールジルコニアクラウンは、「人工ダイヤモンド」とも呼ばれ、セラミックの中でも一番審美性・耐久性に優れています。