徳島のみなさま、こんにちは。板野郡のユアサ歯科です。
歯周病について、前回()お伝えしましたが、症状について詳しくご案内いたします。

歯周病は大きく分けると歯肉炎と歯周炎に分けられ、「歯肉炎」から「歯周炎」へというように進行していきます。

・歯肉炎
歯周病の初期段階の状態で、歯肉に炎症が限局している状態です。歯茎の腫れや出血が見られます。

・歯周炎
歯肉だけでなく、歯槽骨などの歯周組織まで炎症が波及し、歯槽骨などが破壊されてしまった状態です。歯茎の後退(歯が長く見える)やぐらつきが見られます。

歯周炎が進行すると最終的には歯が抜けてしまいます。

歯周炎が重度まで進行してしまうと治癒が非常に困難で、治すことができないことも多々あります。

軽度の歯周病

歯肉炎をおこしたような軽度の歯周病の治療は、レントゲン撮影を行い、歯周ポケットの深さを測定して診断します。歯周ポケットがあまり深くない場合ですのでプラークや歯石を除去し、ブラッシングのチェックを行います。自分の磨きにくい場所を認識しその場所を十分にブラッシングすることにより、たいていの場合は改善されます。

中度~重度の歯周病については次回ご案内いたします。